図解師★ウルフです!
僕も入会している西野亮廣さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の過去記事を紹介しています。(音声でも紹介しています!)
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目次
西野亮廣エンタメ研究所の過去記事紹介!~2021年6月8日
(以下西野亮廣さんの記事の引用です)
おはようございます。
隙間時間を利用して「フロイド・メイウェザーの動画」を見てディフェンスの勉強しているのですが、ここで得たディフェンス力がどこで役に立つのかが分からないキングコング西野です。
#パンチされることがない
さて。
今日は「『若さ』が武器になることもあるけど、実際は、そうでもないケースの方が多かったりするよね」というテーマでお話ししたいと思います。
いつもタラタラと長くなっちゃってますが(すみません!)、たぶん今日はサクッと結論までいくと思います。
この記事を読まれる全ての方に“何らかの形で”関係のある話です。
#2000字程でまとめます
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▼ S N Sは全員が10年生
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昨日、00:00 Studio(フォーゼロ・スタジオ)のオンラインイベントがあったのですが、そこに参加されていた方が「S N Sは年齢問わず、全員が10年生」という言葉を紹介されていて、自分の中でいろんなものが腑に落ちたので、今日は、その話をしたいと思います。
「S N Sは全員が10年生」とは、要するに、「今って、20歳の人も、50歳の人も、皆、S N S歴10年だよね(=全員が同じ芸歴だよね)」という意味です。
言われてみれば、そりゃそうなのですが、これは非常に「考えシロ」があるテーマです。
たとえば、明日、新しいサービスが始まったとするじゃないですか?
そのタイミングで始めれば、年齢関係なく全員が「1年生」です。
この時、議論すべきは「そのサービスを利用した者達の『差』はどこで生まれるのか?」です。
もちろん、「ダラダラと続けちゃう人」と、「秒速で改善を繰り返す人」との差は開いていくわけですから、「努力で差がつく」はあると思います。
しかし、そんな綺麗事よりも、“絶望的に抗うことができない現実”があります。
それは、「サービスを利用し始めたタイミングの自分が持ち合わせているもの」です。
それが「若さ」の場合もあるし、
それが「資金力」の場合もある。
こういう時は具体例を出した方が良さそうです。
たとえば「キングコング西野」で考えみます。
日本の、本当の意味での「オンライン投げ銭(ダイレクト課金)元年」は、クラウドファンディングが誕生した年だと思います。
日本にクラウドファンディングがやってきたのが2011年。
キングコング西野は、クラウドファンディングのサービス開始の数ヶ月後(2012年の正月)に飛びついたわけですが……2011年〜2012年といえば、「20歳の頃から11年間続いた『はねるのトびら』が終了した年」です。
全国ネットのゴールデンで、視聴率は毎週20%を超えていた番組です。
「認知」は十分すぎるほど獲得していて、その男が「ダイレクト課金」にシフトして、
『皆さん』ではなくて『あなた』に言葉を変え、一人一人とコンタクトをとったわけです。
20歳の無名の大学生よりも、よっぽどリードしている状態でのスタートだったわけですね。
それでいて、メディアの中心は“アラフィフ”だったので、「弱者」「新人類」というスタンスもとれた。
キングコング西野にしてみれば、抜群すぎるタイミングで「ダイレクト課金元年」を迎えたんです。
これは「たまたまそのタイミングで認知度を獲得していた」「年齢もちょうど良かった」という“努力ではどうしようもない部分”です。
#もちろん前段階として認知度を獲得する為の努力はしたんだけれど
今年は「N F T元年」ですが、これにしたって、有利に働くのは「若い人」ではなくて、「認知度を獲得している人」でもありません。
「このタイミングで、N F Tにできるモノを持っている人」です。
Twitterのジャック・ドーシーとか、デジタルアーティストのビープルとか。
「若くて、体力あります!」「テレビに出ている有名人です」という手札は、N F Tとの掛け算にならないんですね。
んでもって、ここからが本題です。
歴史を振り返ると、【新しいサービス】というのは、まずは「若い人(まだ実績がない人)」が最初に手をつけたりしますが……「案外、『若さ』は新しいサービスを利用する際のアドバンテージになってないことが多いなぁ」というのが僕の感想です。
「ただ、参加すれば勝てるハズのオッサンが参加してこないだけ」という(笑)
たぶん、「新しいサービス=若い人のもの」というブロックが皆の中にあると思うのですが、実際のところ新しいサービス(時代)は、「そのサービス(時代)を最大限利用できる資本を持っている人のもの」だったりします。
時代を見計らって「Amazon」が書籍販売からE C全般に事業を広げ、モンスター企業に化けたのは、ジェフ・ベゾスが45歳の頃です。
時代の針が巡ってきて、E C全般に事業を広げるアイデアがあったとしても、「知識と野望しか持ち合わせていない20歳のべゾちゃん」では、そんな勝負はできません。
まとめると、
よくよく調べる前に「新しいサービス(時代)は若い人のものだから…」といった調子で撤退してしまうのって勿体無いよ……という話です。
#参加の可否を年齢で決めない方がいい
逆に若手はオッサンが「新しいサービスは若い人のものだから」と二の足を踏んでいる間に一気にシェアをとらないとダメだよね。
応援しています。
現場からは以上で〜す。
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ミュージカル『えんとつ町のプペル』 台本初稿https://nishinoinc.thebase.in/items/45443590
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