図解師★ウルフです!
僕も入会している西野亮廣さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の過去記事を紹介しています。(音声でも紹介しています!)
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目次
西野亮廣エンタメ研究所の過去記事紹介!~2020年3月2日
(以下西野亮廣さんの記事の引用です)
おはようございます。
現在、日本で最も「卒業式ができなかった子達に、卒業式をプレゼントしないの?」と言われているキングコング西野です。
さて。
今日の内容は、表に出そうかどうか、スッゴい悩んだのですが、感情が高ぶっている時の議論は建設的なものになりなくいし、何より、こんな時に場外戦を繰り広げたくないので(※こんな時こそ楽しいものを届けたいので)、サロン内に投稿させていただくことにしました。
『新型コロナウイルスによる公演中止の是非』についてです。
東京事変さんがライブを敢行されたり、そのことについてアレやコレやと、何かと混乱しているエンタメ業界。
これを受けて、今朝、野田秀樹さんが、以下の文章を発表されました。
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コロナウィルス感染症対策による公演自粛の要請を受け、一演劇人として劇場公演の継続を望む意見表明をいたします。感染症の専門家と協議して考えられる対策を十全に施し、観客の理解を得ることを前提とした上で、予定される公演は実施されるべきと考えます。
演劇は観客がいて初めて成り立つ芸術です。
スポーツイベントのように無観客で成り立つわけではありません。ひとたび劇場を閉鎖した場合、再開が困難になるおそれがあり、それは「演劇の死」を意味しかねません。
もちろん、感染症が撲滅されるべきであることには何の異議申し立てするつもりはありません。けれども劇場閉鎖の悪しき前例をつくってはなりません。
現在、この困難な状況でも懸命に上演を目指している演劇人に対して、「身勝手な芸術家たち」という風評が出回ることを危惧します。
公演収入で生計をたてる多くの舞台関係者にも思いをいたしてください。劇場公演の中止は、考えうる限りの手を尽くした上での、最後の最後の苦渋の決断であるべきです。「いかなる困難な時期であっても、劇場は継続されねばなりません。」使い古された言葉ではありますが、ゆえに、劇場の真髄(しんずい)をついた言葉かと思います。
野田秀樹
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エンタメ愛に溢れた本当に素晴らしいお言葉だと思います。
くれぐれも、「安全は二の次だ!」とおっしゃっているわけではありません。
僕自身、野田さんのファンなのですが、ただ、今回のご意見に対しては、僕は反対です。
おそらく野田さんも、僕も、考えているゴールは同じで…
①お客さんの安全が最優先。
②経済活動を止めてはいけない。
この二つです。
だからこそ、「いかなる困難な時期であっても、劇場は継続されねばなりません」という言葉を引用し、「最大限の配慮をして公演を続けよう」という決定をされたと思うのですが、『震災』の時などはそれでよくても、『世界的な感染症』に関しては、別で考えるべきだと思います。
②の「経済活動」については、細かく言うと
「演劇の経済」と「日本の経済」の二つに分けられると思います。
当然、「日本の経済」がまわらないと、その枠の中にある「演劇の経済」はまわりません。
なので、無思考な不謹慎狩りが一番最低なので、国民の不安をよそにスキーを満喫している神田うのサンとかが最高で、とにかく「日本のお金を動かす(経済を回す)」ということが非常に大切です。
「コロナが今より拡がる」もしくは「コロナを拡げてしまうような政府・国民の対応」によって引き起こるメチャクチャやっかいな問題が『入国制限がかかる』もしくは『入国者が減る』です。
元気な働き手が多かった30年前と違って、今の日本で、これをやられてしまうと、結構絶望的で、外国人が日本にお金を落として、日本人がお金を持っていないと、日本人に食わしてもらっている日本の演劇人は食っていくことはできません。
今ここで、くい止めないと、もっともっと演劇人が食えなくなる。という話です。
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▼中止しろ。ただし、「お金」の動きを止めるな。
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今、エンタメ業界やサービス業界の人間がやらなければいけないのは、「オフラインの活動を止めて、活動を中止している間のスタッフの生活を守れるだけの収益を作る方法」を死ぬ気で探すことだと思います。
オーソドックスなやり方としては『無観客×オンライン投げ銭』が一つあるでしょう。
ウチの新入社員による『株式会社NISHINO活動報告会』というイベントが3月10日にあるのですが、社長のヤン君と、田村Pには、2週間前には「これ、無観客にした方が、ライブの売り上げを伸ばせるよね」という話をさせていただきました。
昨日、新入社員に瀬戸ちゃんと小田っちに「3月10日のイベントどうするの?」という質問をしたのですが、それなりに考えているみたいです。
おそらく「無観客」の方向だと思います。
賛成です。
その上で、僕から新入社員の二人への宿題は以下のとおり。
「中止(無観客)にしろ。ただし『お金』の動きを止めるな。結果的に赤字をブッこく分には全然構わないけど、まずは『無観客にした方が売り上げが伸びた』という結果を求めて、その、生き延び方を皆さんに共有しろ」
僕ならできるけど、キミ達にそれができるか?
頑張ってね。
現場からは以上でーす。
【追伸】
新入社員が頑張っています。ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します↓
株式会社NISHINO 活動報告会 2020.3.10
西野亮廣さんの記事を音声で聴こう!
上の西野亮廣さんの記事を音声コンテンツにしました。
これで、”ながら時間”に聴くこともできます!ぜひご利用ください。
このコンテンツを通じて「西野亮廣エンタメ研究所」に興味を持っていただければ幸いです!
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「西野亮廣エンタメ研究所」は月額1000円のオンラインサロンで、西野亮廣さんが自身の活動の情報を毎日2000~3000文字の記事にして投稿しています。
※この記事は1年経過した西野亮廣さんの投稿記事をそのまま引用したものです。
いまや出来上がった作品ではなく、その過程のメイキングが「最高のエンタメ」です!
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