図解師★ウルフです!
僕も入会している西野亮廣さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の過去記事を紹介しています。(音声でも紹介しています!)
そして…ついにDVD発売決定!豪華特典付き、ご予約はお早めに!
西野亮廣エンタメ研究所の過去記事紹介!~2020年1月29日
(以下西野亮廣さんの記事の引用です)
おはようございます。
東出昌大君の演技が「棒読み」だの何だの言われておりますが、『寄生獣』の時の東出君の「立っているだけで醸し出している不気味さ」は、本当に最強で、最高だったので、役者として、また活躍して欲しいなぁと思っているキングコング西野です。
さて。
今日は「投資」について、お話ししたいと思います。
いきなりですが、僕は、「東京五輪の予算に3兆円も使いやがって!」という『節約ベース』で生まれる批判が苦手だったりします。
『8000億円かけて300円の利益を出す』と『3兆円かけて100兆円の利益を出す』を天秤にかけた時に、【お金の無駄遣い】をしているのは明らかに前者で、、議論すべきは、「どれだけ使うのか?」ではなくて、「どれだけの利益を生むのか?」だってばよ(#突然のNARUTO)。
こうして文章で説明すると「そりゃそうだよね」となる話だと思うのですが、僕がいるエンターテイメント業界の人達を見ると、結構、『節約ベース』で動いていて、「ここにコストをかけたら、後で回収できんじゃん」と『投資ベース』で考える活動している人が少なかったりします。
これには、いくつか原因があって、一つ確かなことは「投資力は、投資をしなくちゃ身につかない」という点が挙げられると思います。
投資力は『センス』というよりも、「ここに賭けたらシンプルに損をこくんだな」とか、「ここに賭けたら、後で回収できるんだな」といった『経験の積み重ね』で、早いうちに、その経験を積んだ『投資人間』と、そうでない『節約人間』の差は、時間の経過と共にひらいていきます。
ただ、そんなことを言われても、節約思考が板についてしまっている人は、どこから投資の訓練を始めたらいいか分からないと思います。
そういう方から相談を受けた時は、「一旦、自分が提供しているサービスを【無料】で提供して、『じゃあ、どこで回収するか?』を想像してみて」と言ったりします。
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▼ 自分のサービスを無料にしたら、どうなるか?
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具体例として、分かりやすいのは『えんとつ町のプペル』ですね。
説明するまでもありませんが、本は、読者に本を買ってもらうことで回収しています。
ところが、『えんとつ町のプペル』は、ネットで無料で最後まで読むことができます(※当時はずいぶん批判されたよ)。
https://r25.jp/article/581356883170827173
作家からすると、まずは「印税収入」を諦めた状態ですね。
僕の絵本は分業制によって多額の制作費をかけているので、その瞬間だけを切り取ると大赤字です。
ところが、(※今朝のVoicyでも話しましたが)無料公開で作品の認知が広がると、グッズ展開、VR展開、美術館展開、舞台展開、映画展開、幼稚園展開、バス展開…などなど、様々な2次利用が生まれます。
【今朝のVoicy】
生々しい話をすると、印税よりも、二次利用で生まれる収益の方が大きかったりします。
そして、作品が広まれば広まるほど『おみやげ需要』『ギフト需要』が生まれて、ついには、「フィリピンの子供達に絵本3000冊を贈りたい」みたいな企画が立ち上がります。
フィリピンの子供達は絵本『えんとつ町のプペル』を買っていませんが、絵本『えんとつ町のプペル』は売れているわけですね。
結果的に、このタイミングで印税収入が発生している。
(※ちょっと、ややこしいコトを言ってる?)
さきほども申し上げましたが、僕の絵本は一冊作るのに多額の制作費(2000万円~2500万円)がかかっていて、この制作費を『印税』以外で捻出する為に、絵本の絵が『絵画(一枚絵)』として売れるように、文章ページとイラストページをキチンと分けるようにしたり、「完成したものは売れないから、完成させるまでの過程を売ろう!」となって、オンラインサロンの立ち上げに繋がったりします。
これらの二次利用や、新しいビジネスモデルは、まずは「絵本を無料にした(投資した)」ことで生まれたわけですね。
「無料にする!」と決めたことで、生まれてきたアイデアが山のようにあるという話です。
印税に頼っていたら、光る絵本展や、ギフトなどの発想は出てこなかったっす。
回収するアイデアがあったから、無料にしたわけではなくて、無料にしたことで、回収するアイデアを思いつかないといけなくなったから、回収するアイデアが出てきたわけですね。
投資は「まず投資してみる」ということが重要なので、一度、「ご自身のサービスを無料で提供したらどうなるか?」という思考実験をしてみてください。
おもわぬ掘り出し物が出てくると思います。
ちなみに、僕の友人は、去年、タクシーを無料にしてました。
現場からは以上でーす。
西野亮廣さんの記事を音声で聴こう!
上の西野亮廣さんの記事を音声コンテンツにしました。
これで、”ながら時間”に聴くこともできます!ぜひご利用ください。
このコンテンツを通じて「西野亮廣エンタメ研究所」に興味を持っていただければ幸いです!
「西野亮廣エンタメ研究所」とは
「西野亮廣エンタメ研究所」は月額1000円のオンラインサロンで、西野亮廣さんが自身の活動の情報を毎日2000~3000文字の記事にして投稿しています。
※この記事は1年経過した西野亮廣さんの投稿記事をそのまま引用したものです。
いまや出来上がった作品ではなく、その過程のメイキングが「最高のエンタメ」です!
この過去の記事を読んで、「面白そう!」と思った方は下記URLから入会ください。
(いつでも退会可能です)
他にも西野亮廣さんの情報をまとめていますので参考にしてみてください!
西野亮廣さん情報まとめ
西野亮廣さんの情報をまとめましたので参考にしてください!
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■西野さんの音声コンテンツをYoutubeで聞きたい方はコチラ
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■西野さんの絵本『えんとつ町のプペル』全ページ公開はコチラ
https://poupelle.com/book.php
■2020年12月公開「映画 えんとつ町のプペル」情報はコチラ
https://poupelle.com/
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