図解師★ウルフです!
僕も入会している西野亮廣さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の過去記事を紹介しています。(音声記事も掲載しています!)
そして…ついにDVD発売決定!豪華特典付き、ご予約はお早めに!
「西野亮廣エンタメ研究所」2019年11月4日の記事
(以下西野亮廣さんの記事の引用です)
おはようございます。
サロンメンバーが3万人いるのだから、全員が、たった一回だけ投票すれば『よしもと男前ランキング』で1位になれるのに、今のところ、サロンメンバー50人に1人しか投票していないことを知り、ブチギレているキングコング西野です。
投票はコチラだってば!→https://www.yoshimoto.co.jp/otokomaebusaiku2019/
さて。
今日は『「空間」と「集客」を考える」というテーマで話してみようと思います。
これまでも何度も言っていますが、インターネットによって情報が共有&コピーできるようになり、サービスのクオリティーで差別化が図れなくなってきた時代に、足を運んでもらうには『人』しかないと思っています。
『人』というのは、そこで働く人の「信用」や「物語」、そして、そこに集まる『お客さん』のことです。
今日は後者についてお話ししたいと思うのですが、結論から申し上げると、「お客さんが集客装置(店に足を運ぶ理由)になる割合」が増えると思います。
「○○を食べたいから、あの店に行こう」から「あの店に行ったら、客席にいる○○さんがいるから、あの店に行こう」といった感じで。
まさにスナックですね。
僕は『モナリザ』は一回見れば十分ですが、『ホームレス小谷』とは何千回も会っても、まだ会おうとします。
少なくとも西野亮廣の中では世界的名画が一人のホームレスに負けたわけですが、このことから、「作品」よりも「会話(コミュニケーション)」の方がエンタメ性が強く、同じことが2度とないので、リピーターになりやすいことが分かります。
ところで、来年5月中旬から大阪のLUCUAさんで約1ヶ月間ほど『にしのあきひろ光る絵本展 ~光の庭園~(仮)』という個展をやらせていただくのですが、この個展が先日のエッフェル塔の個展と大きく違うのは「開催期間」です。
今回は「1ヶ月間」なので、リピーターが生まれるようにデザインする必要があり、その答えは「作品」ではなく、「お客さん同士の会話(コミュニケーション)が発生する空間」だと僕は考えます。
作品の展示スペースを削ってでも、お客さん同士が接着する「たまり(場)」を確保するつもりです。
これはオフラインのイベントや、お店に限った話ではなくて、一部のウェブサービスにおいても、「たまり」の設計というのは、これから非常に重要になってくると思います。
他方、「作品スペース」はうって変わって(なんなら、声を出すのも憚るほどの)世界観を作り込み、お客さんの想像をブッちぎる責任が、作家の僕にはあります。
今回の展示スペース(添付した画像の一枚目)を見ていただきたいのですが…ちなみに、皆さんは、この空間を異世界にする上で、一番ネックとなるのは何だと思いますか?
僕が見るかぎりだと「天井の高さ」です。
調べたところ天井の高さは「3m」、消防法(スプリンクラーが噴射するスペースの確保)がありますので、この空間に置けるモノ(壁)の高さ制限は「2m40cm」です。
つまり、頭の上に「60cm」のスペースがポッカリ空いてしまって、そこから現実感溢れる白い天井が見えてしまうんですね。
高さ「2m40cm」のファンタジー世界をどれだけ作り込んでも、天井を見られてしまうと、一気に現実世界に引き戻されています。
さて、どうしたもんでしょうか?
ここからがプロの腕の見せ所なのですが、普段の僕らの首の上下の可動域は以外と狭いです。
この一週間で、首を真上に動かしたことがある人はほとんどいないと思います。
「360度世界」が売りのVRをやるとよく分かるのですが、僕らは、あまり首を動かしていません。
積極的に動かしているのは「目線」で、人間の視界は上は60度までしか見えていません。
つまるところ、僕らが確認している『天井』は、「自分の真上の天井」ではなくて、目線の先にある「少し前の天井」です。
高さ「3m」のイベントスペースでは「2m40cm」のモノ(壁)しか置くことはできませんが、(スプリンクラーの場所を確保しながら)天井から70~80cmの黒幕を電車の吊り広告のように連続して垂らすことができれば、僕らは自分の真上を確認することをほとんどしないので、現実感溢れる天井を隠すことができます。
ここから先は会場の方との交渉で、この案にNGが出れば、「であれば、このパターンは…?」とナンジャカンジャ言いながら、イメージに近づけていきます。
こんな調子で、「時代背景」や「人間心理」や「首の可動域」を計算しながら、『空間』や『集客』をデザインするのが、僕らのお仕事です。
LUCUAの個展に関しては、今後も進捗状況を逐一共有していきますね(^-^)
現場からは以上でーす。
【追伸】
建築士の只石さんのインターンの募集の締め切りが今日まででーす。
西野亮廣さんの記事を音声で聴こう!
上の西野亮廣さんの記事を音声コンテンツにしました。
これで、”ながら時間”に聴くこともできます!ぜひご利用ください。
このコンテンツを通じて「西野亮廣エンタメ研究所」に興味を持っていただければ幸いです!
↑ 再生ボタンを押すと音声が流れます。イヤホンのご準備をお願いします!
(機械音なので聞き取りづらいところもあります。漢字の読みまちがいやご意見あればコメントお願いします)
「西野亮廣エンタメ研究所」とは
「西野亮廣エンタメ研究所」は月額1000円のオンラインサロンで、西野亮廣さんが自身の活動の情報を毎日2000~3000文字の記事にして投稿しています。
※この記事は1年経過した西野亮廣さんの投稿記事をそのまま引用したものです。
いまや出来上がった作品ではなく、その過程のメイキングが「最高のエンタメ」です!
この過去の記事を読んで、「面白そう!」と思った方は下記URLから入会ください。
(いつでも退会可能です)
他にも西野亮廣さんの情報をまとめていますので参考にしてみてください!
西野亮廣さん情報まとめ
西野亮廣さんの情報をまとめましたので参考にしてください!
■「西野亮廣エンタメ研究所」の入会はコチラ
https://salon.otogimachi.jp/
■毎日10分更新!西野さんの音声コンテンツ「VOICY」はコチラ
https://www.voicy.jp/channel/941
■西野さんの音声コンテンツをYoutubeで聞きたい方はコチラ
https://www.youtube.com/channel/UCOy5sLcFLqYNqZ1iurp4dCg
■西野さんの絵本『えんとつ町のプペル』全ページ公開はコチラ
https://poupelle.com/book.php
■2020年12月公開「映画 えんとつ町のプペル」情報はコチラ
https://poupelle.com/
■サロンメンバーの図解師★ウルフがまとめた西野亮廣さん情報はコチラ
-西野さんのVoicyまとめ動画