アドラー心理学

アドラー心理学『嫌われる勇気』の内容を13枚の図解にまとめました!

お会いできて光栄です!

図解師★ウルフ(@diagram-wolf)です!

今回は200万部超えの大ベストセラー本『嫌われる勇気』を図解化しました。

以前よりこの本を図解化してほしいというご要望を頂いておりましたが、ついに完成しました!

今では幸福になるための哲学として認知度の高い「アドラー心理学」…、これを世の中に知らしめたのがこの本です!

わたし自身、この本を最初に読んだのは10年以上前になりますが、一度読んだだけでは全く理解できなかったことを覚えています。

その後何度も読み直しましたが、やはり自分自身の年齢とともに理解度が増していきました。そして読み直すたびに心に刺さるポイントに変化があるのも、この本の内容の深さゆえです。

すでに読んだことがある方もまだの方も、本図解で「アドラー心理学」に触れて頂き、少しでもご興味を持っていただけると幸いです。

 

それでは説明はこれくらいにして…

図解『嫌われる勇気』スタートです!!

 

アドラー心理学の名著『嫌われる勇気』この機会にぜひ読んでみよう!

続編『幸せになる勇気』はコチラ!

今は本を聴く時代!audibleなら『嫌われる勇気』を無料で聴ける!

 

『嫌われる勇気』の内容を図解!人はだれでもいますぐ幸せになれる!

誰もが自分の人生に「自由と幸せ」を求めています。

ではどうすれば自由で幸せな人生を送ることができるのか…

その一つのアプローチとして、知っておくべきなのが、この「アドラー心理学」です!

100%理解することは難しいかもしれませんが、あなたの考えに近い内容や心に刺さるポイントが必ずあります。

ぜひこの図解で理解を深めていただければ幸いです。

 

アドラー曰く、人は誰でも、今すぐ幸せになれるそうです。

「そんなに簡単に幸せになれるなら、こんなに悩んだりしないよ!」と思われるかもしれませんが、少し考えてみましょう。

■世界というのはシンプルなものでしょうか?複雑なものでしょうか?

■あなたにとって周囲にいる人は敵でしょうか?仲間でしょうか?

当然のことですが…どちらの問いにも絶対的な唯一の答えなんてありません

あなたがどう感じているか、あなたがどう決めるかでどちらも正解になります。

そうです。幸せも同じことなんです。

あなたが今、幸せと感じられるかどうか…これがいちばん重要です。

そしてアドラー心理学では、そう考えていくための思考法を教えてくれています。

さあ!勇気を持って幸せになるための思考法を身につけていきましょう!

 

アドラー心理学の重要なポイントは「課題の分離」と「目的論」

それぞれ聞き慣れない言葉かもしれませんが、今は覚える必要はありません。

上の図をご覧いただきながら、2つの共通点を考えてみて下さい。

気付きましたか?

2つの共通点は、”考え方の中心が自分である”という哲学です。

最初に書いたとおり、世界のことを決めるのも”自分”、周囲の人のことを決めるのも”自分”、幸せかどうかを決めるのも”自分”です。

だからこそ、まず「課題の分離」で他者との距離を明確にし、「目的論」で自分の目的が行動になっていることを認識しましょう!

 

アドラー曰く、「悩みの全ては対人関係」なんです。

確かに、退職の理由で一番多いのも「人間関係」ですし、周囲の人との関係が良好であれば、悩みごとが軽減されるのは間違いありません。

もしあなたが無人島で一人で生きていたらどうでしょうか?

誰もいない以上、対人関係で悩むこともありません。

おそらく孤独を感じることもないでしょう。

孤独とは、あなたが一人だから感じるものではなく、あなたが自分を取り巻く社会から疎外されていると思うことで感じてしまうものなんです。

われわれは孤独を感じるにも他者が必要になるということです。

個人だけで完結するような内面の悩みなど存在せず、どんな種類の悩みであれ、そこには他者の影が存在するのです。

 

またアドラーは劣等感についても論じています。

劣等感とは「何か」と今の自分の姿とを比較して劣っていると感じること…。劣等感を持つこと自体は悪いことではありません。

問題は、比較するものが何であるかです。

「周囲の他者」と比較して劣等感を持つと誤ったコントロールになりやすく、”劣等コンプレックス”や”優越コンプレックス”など良くない状況を生み出しやすくなります。

逆に比較対象が「目標となる自分」であれば劣等感を正しくコントロールし、自分を成長させることが出来ます。

あるべき自分を見据え、正しい劣等感をもち、それをバネにして自分を成長させる…

これが劣等感の正しいコントロールになります。

劣等感を感じたときは、比較対象がなにであるかを自分に問いかけてみてください。

 

周囲の人が敵に見えるか、仲間に見えるかはあなたのライフスタイル次第です。

自分より上か下かで判断する”縦の人間関係”で見てしまうと、あなたの世界は敵だらけになります。

逆に、つねに自分と対等だと考える”横の人間関係”で見ることができれば、あなたの世界は仲間ばかりになるでしょう。

このライフスタイルは、相手によって変化させるものではありません。

あなたがAさんに対して”縦の人間関係”を築いているのであれば、BさんやCさんといった、ほかの全員に対して”縦の人間関係”で接していることになります。

だからこそあなたのライフスタイルを変化させることができるのはあなたのみ。

あなたの周囲の誰か一人でも”横の関係”にすることができれば、あなたの世界全体を変えることができます!

 

人から認められたい…。これが「承認欲求」です。

でもアドラー心理学ではこの承認欲求を否定しています。それはなぜでしょうか?

 

上の図の左側をご覧ください。

あなたが毎日ゴミ拾いをしていたとします。

昨日は町内の人から「いつもありがとう!」と笑顔でほめられました。でも今日はみんな知らん顔。こんな状態だとあなたはどう思いますか?

他者から認められるのは、あなたにとって非常にうれしいことです。

行為だけでなく存在を認められたと感じ、自分の居場所が出来た気になるでしょう。

でもm逆にいいことをしても認められなかったら…、存在まで否定された気になり明日以降いいことを行わなくなるかもしれません。もしくは誰かが見ているときだけ、行動するかもしれません。

でもこの考え方は、

「人が見ているからいいことをする=誰も見ていないところでは悪いことをしても構わない」

という考えにつながってしまい、NGなんです。

「あなたの存在はもともと認められているもの」であることをしっかり自覚しましょう。その自覚があれば、必要以上に他者を気にしなくなります。

自分の行動を認めてもらおうとする「承認欲求」は、安易に他者の目を気にして不自由に生きてしまう…という危険性をはらんでいるのです。

 

あなたは部下を育てるとき、ほめて育てますか?叱って育てますか?

会社員なら誰でも悩むこの質問ですが、アドラー心理学では、実はどちらも否定しています

”叱る”を否定するのはわかる気がするのですが、なぜ”ほめる”もダメなのでしょうか?

”ほめる”も”叱る”もどちらも人を評価しているからです。

評価とは、能力が上の人が下の人にする行為、それを行うということは相手を下に見ているということです。

ではどう接したらいいのでしょうか?

アドラーは「横の関係を構築すること」を勧めています。

”ほめる”でもなく”叱る”でもなく、”感謝する”。

「頑張ったね」でもなく「もっと頑張れ」でもなく、「ありがとう」と感謝する。

あなたは人と接するとき、感謝の心で接していますか?

 

この本の題名である『嫌われる勇気』。

ここまで読まれたあなたは、この題名の意味がわかってきたのではないでしょうか。

 

誰でも人から嫌われたくはありません。

「みんなから好かれたい」と考えるのは人として当然の心理なんです。

でもその欲求のままに行動するとどうなるか?

人の評価ばかりを気にしてしまい、不自由な生き方を選ぶことになります。

だからアドラーは言っています!「不自由に生きるくらいなら他者から嫌われる勇気を持て!」と。

もう一つ大事なことがあります。

人との関係は”すべてあなた主導だ”ということです。

例えばあなたが特定の友達から好かれたい…と思っているとします。でも、いくらあなたが願っても、その友達があなたのことを好きになってくれるかどうか、わかりません。

いくら願っても、あなたに相手の気持を変えることはできないんです。

だから「好きになってほしい」と願うのは誤りです。

あなたにできることは…

”あなたがその人を好きになる”ということだけなんです。

たとえ昔、どんなにケンカをしていたとしても、今関係が悪い理由にはなりません。

あなたに「関係を改善したくない」という思いがあるからこそ、そんな過去の話を持ち出して改善しようとしないだけです。

すべてはあなたが主導で決定すればいい。

相手の気持ちではなく、すべてはあなたの気持ち次第です!

 

対人関係を重視するアドラーが示している道筋がコチラ、最終目的地は「共同体感覚」になります。

共同体感覚とは…

「あなたの周囲のあらゆるもの(世界)に対し所属感をもつこと」「ここに居ていいんだと思えること」

を言います。

「自分の存在が世界に認められている!」とあなたが自分で認めること…。この感覚を目指して人は生きていきます。

 

「共同体感覚」に導くための最初のステップが「課題の分離」です。

上の図を見て下さい。

親が子供に勉強を強いる…。これは”課題の分離が出来ていない例”です。

あなたが行くら怒っても、勉強するかしないかは子供が決めること。それは、勉強しなかったという結果を享受するのが子供だからです。

「では何もせずに放っておくことが正解か?」といえばそうではありません。強制はしないが、手助けできる準備を常に整えておき、それを相手に伝える…。この”勇気づけ”という行動が親のなすべきことなんです。

「課題の分離」とは、相手との距離をしっかり見極め、近づきすぎず遠ざかりすぎず、その距離を保ちながら相手を見続けることなんです。

ちょっと難しいかもしれませんが、少しでもイメージできれば十分です!更に先に進みましょう。

 

”課題の分離ができず、周囲の評価ばかりを気にしてしまう…”。実はこれは自分のことが気になって仕方がない…という証拠です。

周囲の評価とは、”自分がどう思われているか”です。

そればかりが気になるということは、”相手のことより自分のことに興味がある”=自己中心的な考えであるといえます。

その感覚では、いつまでたっても目的地の「共同体感覚」にはたどりつけません。

それではどうすればいいか。

まず…あなたが自分自身の存在を認めてあげましょう。

「あなたは素晴らしい存在で、そこにいるだけで価値のある存在…」、そんなあなただから、周囲の評価を必要以上に気にする必要はありません。

あなたの存在自体に価値があるのですから、評価されようと行動する必要はありません。まずはこの「自己受容」を認識しましょう。

 

次に他者を無条件に信頼するようにします。

裏切られることを恐れず、仲間を信じましょう。

言葉だけみると宗教っぽいですが、必ずしもそうではありません。この「他者信頼」は人のためではなく、あなたのためです。

前述したように、相手の気持はあなたにコントロールできないもの。相手があなたを信じてくれるか裏切ろうとしてくるは、あなたにはどうすることもできません。

だからあなたにできることは相手を信頼することしかありません。

信じることで世界は敵から仲間になります。

 

最後に、仲間に対してあなた自身が援助する。これを「他者貢献」といいます。

ただしこれは相手に評価されることが重要なのではありません。

あなたが「みんなに貢献した」と思えることが重要です。

 

「自己受容」⇒「他者信頼」⇒「他者貢献」…

この3つのサイクルを何度も回し続けることで、自己から他者へ関心が移り「共同体感覚」を得ることができるのです。

「自分を認め、相手(世界)を信頼し、相手(世界)に貢献する」

ぜひ頭の片隅に置いてみてください。

 

あなたは「いま」を生きていますか?

これが本著『嫌われる勇気』からの最重要メッセージです。

目的を持ち、それを遂行するために邁進する…このことを否定しているわけではありません。

でも、目的達成だけが人生でしょうか?

これは明確に”No!”です。

精一杯努力した結果、目的が達成できないこともあるでしょう。その場合、やってきた努力はムダになりますか?

いえ、目標達成のために努力した一秒一秒があなたの人生です。

人は目的を達成するためだけに生きているのではありません。

「”いま、ここ”を自分の意志で生きる」

過去や未来にとらわれず、力の限り”いま”を生きましょう!

 

誰でも一度は考える”人生の意味”について、アドラーはこう答えています。

「人生に一般論で語れる意味なんてない。それはあなたが、あなた自身に与えるものだ」

今まで深く人生を語ってきたにもかかわらず、この言葉を聞くと突きはなされた感じがするかもしれません。

ただアドラーがここで語っているのは、あくまで”一般論としての人生の意味”で、「一人一人がちがう人生を生きているのだから、誰にでも通用するような”人生の意味”なんて存在しない」と言っているにすぎません。

そして「人生の意味は誰でもないあなた自身が決めるもの」という今までの考え方に沿った意見を提示しています。

合わせてアドラーは「”人生の導きの星”は他者貢献である」とも説いています。

「他者(世界)に対して貢献しようと自らが動くこと」

これが人生の目指すべき方向性であるとアドラーは教えてくれています。

 

さてついに最終ページになりました。

最後に大事なことをもう一つ。

「幸福とは貢献感」です。

貢献感とは、あくまであなたが「自分は誰かの役に立っている」と考える主観的感覚です。

役に立っているかどうかが問題ではありません。

「自分が世界の役に立とう」と動くことがあなたの幸せにつながるということなんです。
ここでもあなたが主体的に動くことを求められます。

”他者ではなく自分”…これがアドラー心理学の一貫した考えです。

 

さてここまでアドラー心理学を学んできたあなたなら、「わたししかこの世界を変えることができない」という意味がわかりつつあるのではないでしょうか。

最初のページでお伝えした「人は誰でも、今すぐ幸せになれる…」。この意味が少しご理解頂けたのではないでしょうか。

あなたがもしそう感じたなら、かなりアドラー心理学をイメージを掴んで頂けた結果です。

ぜひ『嫌われる勇気』と続編『幸せになる勇気』を読んで見て下さい。さらにアドラー心理学を深く知ることができると思います。

 

最後に…

「あなたは、いま、この瞬間から幸せになれる」

いまを楽しみながら、あなたの人生を生きてみましょう!

『嫌われる勇気』図解後記

最後までご覧頂きありがとうございます!

今回は「アドラー心理学」の名著である『嫌われる勇気』を13枚の図解で要約しました。

この本は「哲人と青年」の対話形式の物語を読み進めていくことで「アドラー心理学」について理解を深めていく…という内容になっています。

今回、その対話の内容を抽象化し図解化したことで、逆に分かりづらくなっている部分もあるかもしれません。

今回の図解でアドラー心理学に少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ本書を実際に手にとっていただけたらと思います。

僭越ですが…この図解が一人でも多くの方にとって、本書を読み始めるきっかけになって頂ければ…ウルフにとってこれ以上ない幸せです!

図解師★ウルフでした!!

アドラー心理学の名著『嫌われる勇気』この機会にぜひ読んでみよう!

続編『幸せになる勇気』はコチラ!

今は本を聴く時代!audibleなら『嫌われる勇気』を無料で聴ける!

 

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