図解師★ウルフです!
僕も入会している西野亮廣さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の過去記事を紹介しています。(音声でも紹介しています!)
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目次
西野亮廣エンタメ研究所の過去記事紹介!~2020年12月15日
(以下西野亮廣さんの記事の引用です)
おはようございます。
先日のインタビューで、「映画プペルのプロモーションは、どんなことをやっているのですか?」という質問に対して、「ジョギングです」と答えてしまい、混乱を招いたキングコング西野です。
#映画公開が近づくにつれて足が速くなっています
さて。
今日は、『見えてきたゾ!映画のPRの形と、次の打ち手』というテーマでお話ししたいと思います。
これは、実際に自分が映画制作の現場に入って分かったことです。
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▼ 宣伝は「接点」を複数用意することが大事
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僕も皆さんも、何かを販売して生きています。
公務員さんや会社員さんは労働力を販売していますし、
フリーランスの方は自分を販売していますし、
経営者さんはサービスや商品を販売しています。
公務員さんは少し違うかもしれませんが、基本的には、何かを高く売ったり、たくさん売ったりする際にはアピール(宣伝)が必要です。
当たり前の話ですが、見つけてもらわないと始まらないんですね。
この時、僕が気をつけているのは「一つのメディアだけでアピールしないこと」です。
たとえば、僕が「出世したい(したたかな)会社員」ならば、まずは業績で圧倒的な結果を出します。
業績は上司が直接確認するので、「おお、西野君という新人が頑張ってるな」となります。
次に僕は、上司が通っている店に通って、そこでも「イイ客」として結果を出します。
店員さんが「西野のイイ客っぷり」を、僕のいないタイミングで上司に伝えた時に、「おお、(ここでも)西野君!」となり、上司の頭の片隅に入ることができます。
そうなると上司は、新人の誰かに大きなプロジェクトを任せる機会(会議)がやってきた時に、(他の新人の子をあまり知らないので)「西野君とかが、いいんじゃないかな?」という“安全策”をとるでしょう。
この場合、
二つ以上の接点(メディア)を設けたから上司の頭の中に「西野君」がいたわけで、業績のアピールだけでは新入社員のドングリの背比べで、思いついてもらうのは大変です。
これに似たような経験は皆さんもされていると思います。
俳優さんがバラエティー番組でドラマを番宣していても、「あぁ、次にこんなドラマが始まるんだぁ」程度で聞き流して流してしまいますが、その後に友達がTwitterで、そのドラマを絶賛していたら、「おお!あのドラマ、面白いのか!ちょっと見てみよう」となるでしょう?
これも、“二つ以上の接点があったから”心が動いたわけで……映画公開に合わせて、コラボ商品などが出る理由は、そういうところにあります。
YouTubeで予告CMを観た映画の商品を、フラッと入った東急ハンズで見かけた時に、「おや? この映画、話題なのか?」となるわけですね。
YouTubeだけで予告CMを何回も観ても、そうはならない。
“別のメディアから同じ情報が飛び込んできた時に”心が動くわけです。
なので、複数のメディアで発信するのって、結構大事なんです。
#ここまでは他所でもよく言われている話です
そんなこんなで、映画の話です。
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▼ 映画のヒットに極端な差が生まれる理由
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上でお話ししたこと(複数のメディアでの宣伝)は、もちろん宣伝マンなら全員知っていることで、映画も、その方法に習って宣伝がおこなわれます。
ただ、積極的に宣伝が打たれるのは「映画公開前」で、映画封切り後は、あまり宣伝が打たれません。
「大好評上映中!」というテレビCMって、あんまり見かけないんですね。
この理由はシンプルで、「宣伝費が底をついたから」なんです。
宣伝費には限りがあるので(※映画の制作費から捻出されるよ)、映画公開前に宣伝を集中させて、とにかく初日から3日間の動員を稼ぎにかかり、その後にスタッフがやれる作業は「祈る」です(笑)。
宣伝費が無いので、もう手が打てないんです。
そうなると、当然、メディアで見かける機会が減り、「友達からの口コミ」一本勝負になります。
「友達からの口コミ」が最大の宣伝ではありますが、「友達からの口コミ」だけでは弱いんです。
最低でも『口コミ×別メディア』の二つが必要で、「テレビでチラッと流れていたあの作品が、友達が言うことにゃ、実は面白いらしい」となることが大事なんですね。
#言うことにゃ
#森のクマさん
スタートダッシュに成功した映画が強いのは、「興業収入」にニュースバリューがあるので、広告費をかけなくても、テレビで流れ続けるんです。
つまり、人の心を動かす「複数の接点」が生き残り続けるわけですね。
なので、ヒットした映画が余計にヒットすることになる。
で、
この「複数の接点」の獲得を、これまでの映画屋さん達は「祈り」に任せていたわけですが(だって宣伝費が尽きたから)、僕は、そういった一か八かの勝負にはあまり興味がありません。
「ヒットしたら『複数の接点』を作り続けられるからヒットしてくれ~!」と祈るのではなく、「封切り後も、確実に『複数の接点』を作り続ける為にはどうすればいいかしら?」と考えるのが西野です。
この答えは非常に簡単で、「宣伝費が底をついた封切り後も宣伝費を作り続ければいい」です。
宣伝費を作る用のクラウドファンディングをしたり、オンラインサロンの12月分や1月分の売り上げを全額、映画『えんとつ町のプペル』のテレビCMにブチ込めばいいと思っています。
#サロンの売り上げの使い道は
#他の支払いもあったりするのでそこと調整しつつ
映画『えんとつ町のプペル』は公開1~2週間後ぐらいが最も「口コミ」が加熱していると思うので、そこらあたりが宣伝にコストをかけるタイミングかなぁと思っております。
たぶん、一タレントがテレビCMを打つ場面を見る機会は、あまりないと思うので、その辺も踏まえてお楽しみください。
ちなみに、明日の朝7時に『映画 えんとつ町のプペル』のオープニングシーン(3分)をノーカットで公開しようかと思っております。
YouTubeの前でスタンバイしておいてください。
その後、「#えんとつ町のプペル」で感想を呟いていただけると嬉しいです。
攻めまくります。
現場からは以上でーす。
【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。
【※企業様向け】映画『えんとつ町のプペル』のチケット協賛はコチラから↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSemTsUULLSQV_DqIoM2FUI48MTprtzLahVsAhNat9A9yuvz8Q/closedform
https://www.cp.buzzes.jp/movies/poupelle/
西野亮廣さんの記事を音声で聴こう!
上の西野亮廣さんの記事を音声コンテンツにしました。
これで、”ながら時間”に聴くこともできます!ぜひご利用ください。
このコンテンツを通じて「西野亮廣エンタメ研究所」に興味を持っていただければ幸いです!
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「西野亮廣エンタメ研究所」とは
「西野亮廣エンタメ研究所」は月額1000円のオンラインサロンで、西野亮廣さんが自身の活動の情報を毎日2000~3000文字の記事にして投稿しています。
※この記事は1年経過した西野亮廣さんの投稿記事をそのまま引用したものです。
いまや出来上がった作品ではなく、その過程のメイキングが「最高のエンタメ」です!
この過去の記事を読んで、「面白そう!」と思った方は下記URLから入会ください。
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