図解師★ウルフです!
僕も入会している西野亮廣さんのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の過去記事を紹介しています。(音声でも紹介しています!)
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目次
西野亮廣エンタメ研究所の過去記事紹介!~2020年5月24日
(以下西野亮廣さんの記事の引用です)
おはようございます。
数年に一度、「傘の形はあれが正解なのか?」という疑問に襲われ、毎回考えに考えた挙げ句、「あれで正解だ」という結論を出しているキングコング西野です。
さて。
今日は『現代の「身だしなみ」を整理してみる』というテーマでお話ししたいと思います。
時間は有限ですから、僕らは全ての人やモノを選ぶことはできません。
したがって僕らは、自分なりの判断基準を設けて、付き合う人や、利用するサービスを選んで生きています。
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▼ 「観に行く舞台」をどこで判断するか?
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僕はジャンルを問わずあらゆる舞台を観に行きますが(※話題作なら海外まで観に行く)、「ポスターデザインが雑な舞台」は絶対に観に行きません。
くれぐれも『予算がかかっていないポスター』ではなくて、『デザインが雑なポスター』です。
(※この世界に20年もいるので、さすがにイベントの規模によって、かけられる予算は理解できます)
要するに、「限られた予算の中で、あがいた跡があるか?」という部分を見ています、
ちなみに、吉本興業が『神保町花月』という芝居小屋を作った時に、公演ポスターが次々に手抜きを極めていたので、劇場支配人と劇術監督さんに、「貴方たちがトップだと、この劇場は2000%失敗するので、芸人やスタッフを本気で守りたいのなら、今すぐ辞任された方がいいですよ」とアドバイスをしたら、ウンコが漏れるぐらいキレられました。
20代の頃です。
選ぶ言葉は地獄的に間違っていましたが(※ごめんね!)、言っている内容は間違っていなくて、ポスターデザインを軽んじる人間が作る舞台とは、脚本も演出も照明も音響も美術も、いちいち雑でした。
劇場の結末は、お察しの通り。
当然の結果だと思います。
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▼ 「支援」をどこで判断するか?
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キングコング西野の唯一の趣味と言えば「支援」ですが、僕は、「リターンの設計が雑なクラウドファンディング」は絶対に支援しません。
『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』で、何も考えずに「リターン」をバコスコと追加する人は、見事に「コスト計算」ができていません。
たとえば「オリジナルTシャツ(3000円)」のリターンが1人から支援されたら、収益はマイナスです。
『Tシャツの原価』『Tシャツのデザイン費』『プリント代』『梱包&配送費』、それらにかかる人件費、そして時間……そこを考えると、「1枚しか売れないオリジナルTシャツ」はリターンで出しちゃいけないんですね。
クラウドファンディングのリターンは「信用のバロメーター」で、多くのプロジェクトオーナーが「あれもこれも」とリターンを追加していますが、皆さんが【税金を無駄遣いする政治】に税金を支払いたくないように、【お金の使い方が下手な人】にはお金は集まりません。
少なくとも僕は、そういう人には支援をしません。
支援したところで、お金を溶かされてしまうので。
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…とまぁ、こんな感じで。。
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僕は、自分なりの判断基準を設けて、「観に行く舞台」や「支援するクラウドファンディング」を選んでいるわけですが、これは何も特別なことではなくて、今、この記事を読まれている全ての方が日常的におこなっていることです。
とくにビジネスマンは、パートナー選びの判断基準の一つとして、必ず持っているものがあります。
『身だしなみ』です。
スーツ、ネクタイ、靴、ヘアスタイルの清潔感。
ビジネスマナーや、言葉遣い。
つまり、『身だしなみ』とは、「相手に不快感を与えない服装やふるまい」の総称です。
信用に値する人物かどうかは、まず『身だしなみ』で判断されてしまうわけですね。
だから、嫁は旦那のスーツにせっせとアイロンをかけるわけです。
アイロンをかけないと、旦那の売上が落ちるんです。
今日の記事は、前置きが長くて、本題が超短いパターンですが……ここからが本題です(笑)。
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▼ 現代の『身だしなみ』とは何か?
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コロナちゃんが日本を本格的に強襲してから2ヵ月。
そういえば、この2ヵ月で「名刺交換」というものをしていません。
会議は『ZOOM』が主流になり、スーツを着る回数が減った人も少なくないでしょう。
こうなる前までは、スーツの着こなしや、靴の汚れ、名刺の渡し方および名刺に書かれている肩書きが『身だしなみ』となっていて、信用度が測られていたのですが、どっこい、『ZOOM』では、それらを判断することはできません。
『ZOOM会議』が当たり前になった今、「その人が丁寧な仕事をする人か否か?」を僕らはどこで判断しているのでしょう?
これについて、けんすうサン(https://salon.jp/alu)は「動画の画質と音質」と言っていました。
たしかな、「綺麗な画質と、綺麗な音質の手配」は、要するに、「相手が観やすいように、相手が聞きやすいように…」という【相手への配慮】であり、「相手に不快感を与えない服装やふるまい」という『身だしなみ』の本質です。
現代。
画質や音質のクオリティーをあげておけば、「ちゃんとしている人」という信用を得られるわけですね。
…ここを、もう少し踏み込んで考えてみます。
「動画」から判断できる「その人を説明しているモノ」は、何があるのでしょうか?
僕が思いつくかぎり、次の4つです。
・画質
・音質
・上半身
・背景
…この4つが『現代の身だしなみ』のチェック項目です。
つまり、下半身にはコストをかけなくていいんです。
「パンツ代」や「靴代」は、「カメラ代」や「マイク代」に回した方が良さそうです。
株式会社NISHINOは、さっそく今日は、社長のヤン君が僕の自宅に来て、『ZOOM会議』時の画質(一眼レフやら…)のセッティングをしてくれます。
あと、キングコング西野の場合は「ちゃんとしている人」よりも「作っている人」が前に出た方が信用に繋がるので、背景は『アトリエ』です。
これまでは、自宅アトリエの壁(世界地図)が背景だったのですが、「こいつ、とんでもねぇーファンタジーを作る奴だな感」が動画からもっと出た方がいいので、これから自宅を大規模にリフォームして、自宅の中には『時計台(@チックタック)』を作ります。
絵本に出てきた時計台が背景にしている作家って、信用できるじゃないですか(笑)?
言ってしまえば、「背景は名刺」です。
僕のケースは少し特殊ですが、「コロナによって、ビジネスマンの『身だしなみ』のチェック項目が変わりましたよ」というのが今日のお話しです。
ここは売り上げに直結することなので、キチンとやっといた方がいいと思います。
現場からは以上でーす。
【追伸】
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※この記事は1年経過した西野亮廣さんの投稿記事をそのまま引用したものです。
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